商品・構成選択決定のポイント


商品・構成選択決定のポイント

|ネットワーク機器の寿命

最新式のIP電話機器やサーバー、ルーター機器で、最新の機器構成を組むときには、経済性比較で機器の寿命を忘れないでください。ネットワーク機器の寿命は短いです。

また、モバイルセントレックスなど携帯端末で構成する際には、電池の交換で発生する経費や落下や紛失で発生する経費も馬鹿になりません。

レガシービジネスホンの信頼度は、10年間に1時間のシステムがダウンするレベル。これに比べ、LAN/WAN機器は、1年間に2週間と言われています。

レガシービジネスホンの法定耐用年数は6年だそうです。このため中古ビジネスホンは、「残年数が残り少ないため良くない」と言う業者さんもいますが、実際レガシービジネスホンは本当に良く持ちます。ビジネスホン施工に携わった方なら、だれでも知っています。

長持ちする理由は、ビジネスホンという製品が、構成されている部品がすべて同一メーカー製で、独自のプログラムで、完成度が高いからです。パソコンの様に、相性などややこしい事がありません。パソコンなどとは全然違うものなのです。

近年では、IP電話サービスの開始など、色々と新サービスが出現するので、お客様も勘違いなさる方も多くいらっしゃいますが、これらの新サービスを利用する為に、必ずしも新製品が必要な訳では有りません

各IP電話なり、携帯宛発信時割引サービス等の電話サービスを提供する会社は、
できるだけ多くの加入者が欲しいわけですが、最新のビジネスホンでないとサービスを利用できないとなると、エンドユーザーに多額の導入コストが発生してしまいます。そこで、気軽に導入できるようにアダプターなどを提供しています。

NTTがINS64(ISDN)サービスを、開始した時も、対応のビジネスホンも発売しましたが、同時にターミナルアダプターという物で既存の設備のまま利用できました。

それでは、これらの最新の機種と、既存設備をアダプターで利用する違いは何でしょうか?それは、それぞれの新しいサービスには制限事項があり、それをエンドユーザーが意識して利用する必要がない、ということです。

一例をあげれば、IP電話で相手がフリーダイヤルの場合、通話ができません。そこで最新機種では、相手がフリーダイヤルの場合、他に収容した通常のNTT回線に自動的に回す動作がおこなわれます。

携帯宛発信時割引サービスの場合、通常頭に特番(NTTコミュニケーションなら、0033等)を、相手携帯番号の前に付加しなければならないが、最新の製品では、それが自動的におこなわれる、と言った具合です。

ここで問題なのは、この違いで、価格がいくら違うのか?という事です。

数%の違いで有れば、最新の機種を選択するお客様も多いことだと思います。しかし、実際は、数倍、数十倍の価格差があります。

こういった正しい情報が 有れば、普通のお客様は、当然 安く 済む方法を選び、IP電話であれば、フリーダイヤルかける時は、こっちのNTT回線を選択して発信する、携帯宛で有ればあらかじめ短縮ダイヤルの頭に、特番を登録しておく等の、対応策で利用されるのでは無いでしょうか?

|中古ビジネスホンのメンテナンス

また、売る側の言い分で、古い製品ではメーカーの部品提供がうち切られ、後々メンテナンス対応ができなくなるといった事が良く言われます。車に例えれば、少々古い車でも、メーカーで部品のストックが無くなっても、対応してくれる業者は山ほどあります。

要は、ビジネスホンの場合、当の販売業者側が古いものはサポートしませんと限定しているだけの話です。

当社レンビジの場合、契約期間中の機種に関しては、メンテナンス対応可能なように、対応用商品が用意されていますので問題有りません。


|構成決定のポイント

以下の様なポイントがございます。
※当社担当者にご相談頂ければ、失敗のない構成をご提案致します。

  • 現在の設置場所のままで最高何通話何台まで必要か?
  • その数まで、対応できる主装置か?
  • その通話数まで割り付けられるボタンがある電話機か?
  • 同時利用する通話数は?
  • 通話数のうち、着信と発信を別に考えるか?
  • 通話料金は、どれくらい発生しそうか?
    →高額ならIP電話や直収サービを考える
  • 携帯宛、通信費が高額にならないか?
    →携帯宛割引サービスの利用を考える
  • 利用する回線の契約種類
    →後に利用する通信サービスとの兼ね合いを考える
  • インターネット接続環境との兼ねあい
    →FAX等と兼ねられないか?
  • ダイヤルイン・iナンバーの利用で回線契約数を節約できないか?
  • 外線転送の利用方法
    →携帯電話へ転送した時など、携帯の着歴表示は、
  • 発信者番号が通知された方が良いか?転送元が通知された方がよいか?
  • コードレスの利用
    →とばしたい距離は?
    構内でフロアーを移動して利用したいならデジタルコードレスの構内PHS利用。
  • 電話機台数
    →コードレスも利用するか?
  • 着信場所着信音の鳴り分け
    →回線毎に分けるか?
  • 留守番電話は必要か?
    →ビジネスホンは、通常はじめからはついていません。
  • FAX回線もビジネスホンに収容するか
    →着音とランプで利用時にわかるようにするか?
    ※収容すれば、電話にかかってくる間違いFAXも、電話にでた後に、FAXに転送かけられますので、相手再送信をまたずに、手っ取り早くFAX受信できます。
  • ナンバーディスプレイを利用するか?
    INS直収ユニット利用の場合、相手がデジタル発信で番号通知を出しているなら、NTTのナンバーディスプレイの契約しなくとも表示がでます。
    相手が、アナログ回線やIP電話の時も、表示させたい場合にはNTTへナンバーディスプレイの契約が必要です。法人用で月1800円追加になります。
  • ボイスメールを利用するか?
    →内線端末毎で、音声メッセージboxを設け、通話録音して後で聞くとか、伝言録音するとか。
  • 増設スピーカー・増ベル設置するか?
  • 構内放送装置をビジネスホンに接続して、構内放送呼出やアナウンス利用するか?
  • 外部保留音源を利用するか?
    →保留音を独自の音楽にしたり、コマーシャルメッセージにしたり。
  • 外線通話モニターを利用するか?
    →会話を他の電話機よりモニターして聞ける。相手には覚られない。
  • 短縮ダイヤル・ワンタッチ登録を依頼するか?
    →有料、お客様で行えば無料。
  • テナントを分けるか?
    →部署毎に使い分け。外線は全く別に内線だけできるように。
  • ドアフォンを利用するか?
    →ビジネスホンのドアフォンなら、全電話機で応対ができる。
  • ドアフォンをTV式にするか?
  • お好きな単独電話機をビジネスホンに収容して、利用するか?
  • 音声応答機能を利用するか?
    →混み合っております。しばらくお待ちくださいのメッセージ
  • CTIシステムを利用するか?
    →PC画面に、顧客情報をポップアップ表示。

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|お問い合わせ

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