1グループに所属できるユーザー数の最大値が、標準で40ユーザーです。
利用いただくルーターのCPUパワーに依存します。
今は、ヤマハのルーター(NVR500以上)なので、40ユーザーまでと増えました。
サクサの固定電話機は、ラインキーの着信ボタンが光ったりと、
使いやすいですが、大量のショートパケットがネットワーク内に飛び交い、
ルーターの処理能力を消費します。昔は、ルーターの処理能力が低かったので、
同時鳴動させても、鳴動開始が遅れるユーザーが発生したりしてしまいました。
一つの外線番号を利用するユーザーを纏めるのが1グループ。
このグループ内で外線鳴動を一斉にさせたり、代理応答したり、
外線発信したり、営業時間案内(留守番電話みたいなもの)ができます。
グループの上の括りは、お客様毎のPBXとなり、PBXには、
複数のグループを作成できます。グループ数の制限はありません。
ただし、サクサ固定電話機の外線ボタン数と連動しますので、
サクサ固定電話機の仕様を上限とすれば、12ケとなります。
PBX配下のグループ間で、内線通話や外線保留転送が、グループを跨ってでも可能です。
場合によっては、1グループ40ユーザーを超える場合もあるかも知れません。
その場合は、以下のような注意点を考慮のうえ、ご利用いただく必要があり、
構成設計につきましては、ご相談下さい。
・標準のRapideTelecom WebUi(WEB管理画面)では、40ユーザーが上限となっており、
超過する場合は、特別な依頼が必要となります。
・ルーターを、ヤマハのNVR系から、RTX系へパワーアップしていただく必要があります。
・RapideTelecom WebUiにログインログアウトの機能があり、これをご利用いただき、
最大でも同時着信を60ユーザーに、止めてください。
ログアウトすれば、着信しなくなる為です。
ログアウトしても、そのユーザー(端末)は、外線発信はできます。
個別内線着信もできます。周囲のユーザー(端末)の着信音を聞いて、
代理応答ができます。
このような利用方法で、予め固定的にご利用下さい。