IP-PBXのタイプ クラウドかオフィス設置型か。


■最適な環境は、お客様のニーズによって異なります

最近よく耳にするクラウド型が良いのかどうか、判断に迷われることも多いかと思いますが、決め手となるのはお客様のニーズです。 しかし実際には、多くのお客様にとって「ハイブリッド型」が最適な選択肢となります。これは、オフィス内に小型のIP-PBXを設置し、クラウドサーバーと機能連携させる構成です。 当社であれば、大手メーカーのPBXとは異なり、一般的なビジネスフォンと同等の価格帯で導入していただけます。

「今はクラウドの時代だから、オフィス設置型(オンプレミス)は古いのでは?」と思われがちですが、すべての機能をクラウド化するのが最善とは限りません。ラピッドテレコムでは、クラウド版とオンプレミス版の両方をご用意しております。

クラウドPBXの広告などでは触れられることが少ないですが、PBX機能が手元(事務所内)になくクラウド上にしかない分、機能面ではどうしても劣る部分がございます。特にスマートフォン内線の使用感などには大きな差が生じます。それでも、クラウド版でしかできない事がお客様にとってメリットとなるのであれば、クラウド版を選択されるのも良い判断です。

例:設備を置かないため、事務所が水没や延焼に見舞われてもスマートフォン内線を利用できる


■機能性と安定性で比較する「クラウド」と「オンプレミス」

実のところ、クラウド版で実現できることのほとんどは、オフィス設置型の「オンプレミス版」でもカバーできます。

さらに、クラウド版であっても現在の固定電話番号をそのまま継続利用する場合、最終的にオフィスへ外線ゲートウェイ機器を設置する必要があるため、導入形態としてはオンプレミス版と大きく変わりません。
(※当社の「エリア【area】」は例外となり、機器の設置は不要です)

それならば、わざわざPBXの核となるシステムをクラウド上に置き、通信の不安定さに晒すこと自体が、かえってリスクになりかねません。 クラウド版はインターネット回線を経由した機能提供にとどまるため、どうしても機能数が限定されます。一方、手元に実機を置くオンプレミス版は、機能の充実度が格段に向上します。例えば後述する「マルチボタン」などの便利な機能も、クラウド版単体では実現できないオンプレミス版ならではの強みです。


■ラピッドテレコムの一押しは『MOT/PBX』

弊社が最もおすすめしている「MOT/PBX」は、オンプレミス型でありながらクラウド機能とも連携する、ハイブリッド版のシステムです。


■オンプレミス版(本体をオフィスに置くタイプ)のメリット①
 -固定電話機の「マルチラインキー」が利用可能

従来のビジネスホンでは当たり前とされていた機能であり、日本人の働き方や気質に合った非常にきめ細やかな機能と言えます。

マルチラインキーとは、外線1通話につき1つのボタンを割り当てる方式です。保留にするとそのボタン自体が点滅するため、視覚的にわかりやすく、一目で現在の利用状態を判断できます。

当社の扱う「本体をオフィスに置くタイプのMOT/PBX」であれば、従来のビジネスホンのように、このマルチラインキーをご利用いただけます。

一般的に、IP-PBXはこの機能を苦手としています。似たような操作ができたとしても、実際には下記のような違いがあります。

<クラウド版でマルチラインキーが制限される例>
当社のクラウドPBXサービス「AREA(エリア)」も同様ですが、マルチラインキーの再現には対応しておらず、「シングルキー」と呼ばれる機能が限界となります。

固定電話機に外線ボタンがある機種(サクサSXⅡなど)であっても、従来のレガシービジネスホンのようなボタン電話式のラインキーとしては動作せず、以下のような仕様になります。

  • 1から6まで、着信・発信用のボタンが並んでいる
  • それぞれに個別の電話番号を割り当て、番号の使い分けができる
  • 発信時はデフォルト(代表番号)で発信され、特定の番号を通知したい場合は該当の発信ボタンを押してからダイヤルする
  • 着信は、それぞれ設定したボタンに入る
  • 1つのボタンに複数の着信が入る
  • 他の人が電話に出ると、自分の電話機のランプは消灯する
  • パーク保留にして他へ転送し、相手が出た場合も、着信ランプ・パークランプともに消灯する


このような仕様となるため、従来のレガシービジネスホンに慣れた方からは、以下のようなご意見・ご不便が生じがちです。

  • 同時に何通話利用されているかが分からない
  • パーク保留で転送したあと、社内の相手の通話が終わったかどうかを判断できない
  • 外線ボタンが点灯していないため、内線でかけた相手が話し中だった際、「外線で通話中なのか」「操作ミスなのか」が分からない

このように、ボタン電話機特有の使いやすさと比較されるケースが多くあります。


■オンプレミス版(本体をオフィスに置くタイプ)のメリット②
 -電話回線を自由に選べる- 

クラウド型PBXの場合、電話回線サービスとクラウドPBXが一体となっているため、利用する回線会社をご自身で選ぶことができません。

例えば、「通信の安定性を重視してNTTのISDN回線にしたい」「基本料金を抑えるためにNTTのひかり電話にしたい」「携帯電話のキャリアに合わせてKDDIやソフトバンクにまとめたい」といったご要望に対応できないのがデメリットです。長期的な運用を考えても、選択肢がない点は大きなネックとなります。

一方、当社の取り扱う「オフィスに本体を置くタイプ(オンプレミス)」であれば、電話回線を自由に選択できます。導入時はNTTを利用し、後から別の回線へ変更するといった柔軟な運用も可能です。

やはり、状況に合わせて選択肢があるに越したことはありませんよね。

また、電話帳機能においても違いがあります。クラウド型では「個人の電話帳」が基本となりますが、オンプレミス型であれば社内で一括管理できる「共通電話帳」が使えるなど、機能面が充実している点も大きなメリットの一つです。


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■取扱いサービス

★取扱① IP-PBX  MOT/PBX
★取扱②クラウドPBX エリア【area】
★取扱③IP-PBX  MINC
★取扱④クラウドPBX BIZTEL
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